海上保安官として船艇、航空機に乗り込み、その運航を行う他、警備(領海警備、犯罪捜査等)、救難業務等に従事します。
また、航路管制官や海洋調査等に従事する海上保安官の道もあります。一度社会に出て、何か違うと感じていいるあなた。大海原で働きたいと考えているあなた。受験年齢が引き上げられたことにより、海上保安官になれるチャンスが広がりました。また女性の方も各方面で幅広く活躍されていますし、働き方改革にも率先して取り組んでいます。
<応募資格>
試験年度の4月1日において高等学校又は中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して「13年」を経過していない者(卒業見込みの者を含む)。
(※採用試験が同一年度に2回(海上保安学校学生採用試験:船舶運航システム課程)行われる場合における2度目の採用試験については「12年」を経過していない者)
<採用までの流れ>
1)海上保安学校(京都府舞鶴市)学生採用試験(船舶運航システム課程は春・夏、年2回有)を受験。
2)合格後の採用内定を経て海上保安学校へ入学。
3)各課程毎に定められた修業年限(1~2年)を経て卒業(全寮制、在学中より国家公務員としての給与及び年2回のボーナスも支給)。
4)卒業後、各部署へ配属となり主に巡視船で勤務することとなります。
【海上保安学校】
船舶運航システム課程(1年:航海コース、機関コース、主計コース)・・・各コース毎に主に巡視船艇の運航に必要な知識・技能を習得します。
情報システム課程(2年)・・・主に通信機器の運用・管理と航行安全に必要な知識を習得します。
※この他にも船舶交通管制を行う管制官を養成する管制課程やパイロットを養成する航空課程、或いは海洋のデータ収集・分析等を行う海洋科学課程等 もありますがこれらは全国転勤となります。
※各課程によって試験内容は異なりますので詳しくは、海上保安学校のホームページをご覧いただくか当署までお問い合わせください。
月収 200,000円~
保安学校卒/船艇勤務の場合、基本給約200,000円+諸手当
ボーナス(6月・12月)
※2018年実績:4.45ヶ月分/年
※乗船中の食費支給
当庁の教育機関において海上保安官としての基本を一から指導し、現場でも確実にフォローアップします。
船乗りの伝統である相互扶助が根付いた組織であり、チームプレーをモットーとする組織です。
職業柄、緊急呼出し等はありますがその分、代休や手当てで補填されます。
能力・実績評価等により昇級・昇進してゆきます。
仕事は、海上勤務のみならず陸上勤務もあり、学歴による職種の差別もありません。
また給与・福利厚生等もしっかりしています。