初級幹部海上保安官として船艇に乗り込み、その運航を行う他、警備(領海警備、犯罪捜査等)、救難業務等に従事します。一度社会に出て、何か違うと感じているあなた。海と関わって生きてゆきたいと考えているあなた。令和2年度から海上保安庁の「幹部」となる職員を養成するため、大学卒業者を対象とした「海上保安官採用試験」が新設されました。航海士や機関士としての専門性を有する幹部海上保安官として巡視船で大海原に出てみませんか?
<応募資格>
試験年度の4月1日現在の年齢が30歳未満で、大学を卒業した者及び試験年度3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらと同等の資格があると認める者
<試験科目>
一次 基礎能力試験(公務員として必要な基礎的能力)筆記試験
課題論文試験(文章による表現力、課題に対する理解力、判断力、思考力などにについて)筆記試験
二次 人物試験:個別面接
身体検査、身体測定、体力検査
※試験詳細は、人事院ホームページ(国家公務員試験採用情報NAVI:専門職試験→海上保安官採用試験)をご覧ください。
<採用までの流れ>
1)海上保安官採用試験を受験。
2)合格後の採用内定を経て海上保安大学校(広島県呉市)へ入学。
3)同大学校で2年間の研修を経て各部署へ配属され、巡視船勤務となります。
月収 200,000円~
※研修期間中より、給与等が支給されます。
現場配属後の船艇勤務では、
基本給約200,000円+諸手当(あくまでも目安であり、増減があります。)他
ボーナス(6月・12月)
※2018年実績: 4.45ヶ月分/年
※乗船中の食費支給
当庁の教育機関において海上保安官としての基本を一から指導し、現場でも確実にフォローアップします。
海上保安庁では働き方改革を積極的に推進しており、女性も他方面で活躍しています。
船乗りの伝統である相互扶助が根付いた組織であり、チームプレーをモットーとする組織です。
職業柄、緊急呼出し等はありますがその分、代休や手当てで補填されます。
能力・実績評価等により昇級・昇進してゆきます。
仕事は、海上勤務のみならず陸上勤務もあり、学歴による職種の差別もありません。
また給与・福利厚生等もしっかりしています。